回路とは、電気が流れることのできる閉ループです。 閉回路では、導体または電線を通じて、電源から負荷への電流を途絶させないようにし、接地点または電源に戻すことができます。 開回路では、空気などの絶縁体がループ内の電流を止めた(遮断した)ために電気が流れません。
Carlingでは、オルタネートとモメンタリの両方のスイッチ機能を搭載した広範な回路構成を提供しています。オルタネートスイッチは、作動させるモードまたは位置を維持します。 たとえば、スイッチを"ON"位置に切り替えた場合、物理的に別の位置に切り替えるまで、そのスイッチは"ON"位置のままです。
モメンタリスイッチは、元の位置または休止位置に自動的に戻る"ばね復帰"スイッチです。 モメンタリスイッチの簡単な例としては、ドアベルがあります。作動していないときは、休止状態の"OFF"位置に自動的に戻ります。
弊社のカタログには、モメンタリ回路が括弧付きで掲載されています。たとえば、ドアベルの回路は(ON)-NONE-OFFと表されます。ここで、(ON)はモメンタリ位置です。
モメンタリスイッチは、スイッチの元の位置または休止位置に注目すると、ノーマリオープンまたはノーマリクローズであると言えます。ノーマリオープンまたはN.O.のモメンタリスイッチには、スイッチのアクチュエータが通常位置または休止位置にあるときに開く1つまたは複数の回路があります。 "開"回路は、接点間に"空間"がある不完全な回路です。 したがって、ノーマリオープン回路は、"ノーマリOFF"と言うこともできます。
ノーマリクローズまたはN.C.のモメンタリスイッチには、スイッチのアクチュエータが通常位置または休止位置にあるときに閉じる1つまたは複数の回路があります。閉回路は、完全な回路です。したがって、ノーマリクローズ回路は、"ノーマリON"と言うこともできます。
スイッチの投とは、1つの極で制御できる回路経路の数です。通常、スイッチにある"ON"位置の数は、投の数と同じです。単投スイッチ(ST)は、アクチュエータの1つの端位置のみで回路を開閉させます。最も一般的な例はON-NONE-OFFスイッチです。双投スイッチ(DT)は、アクチュエータの両方の端位置で回路を開閉させます。最も一般的な例はON-NONE-ONスイッチです。
ON-NONE-OFF回路またはON-OFF回路は、オルタネート、単投、2位置スイッチ回路です。一般的に、基本的な非点灯型単極スイッチの場合、ON位置にすると、スイッチ端子2および端子3で回路が閉じます。基本的な非点灯型2極スイッチの場合、端子2および端子3、端子5および端子6で回路が閉じます。
スイッチが垂直に取り付けられている場合、ロッカーアクチュエータの上部を押すか、トグルアクチュエータを上方に押して、スイッチをON位置にします。 スイッチをOFF位置(すべてのスイッチ回路が開く)にするには、ロッカーの底部を押すか、トグルを下方に動かします。
OFF-NONE-ON回路またはOFF-ON回路は、オルタネート、単投、2位置スイッチ回路です。 一般的に、基本的な非点灯型単極スイッチの場合、ON位置にすると、スイッチ端子1および端子2で回路が閉じます。基本的な非点灯型1極スイッチの場合、端子2および端子2、端子5および端子5で回路が閉じます。
スイッチが垂直に取り付けられている場合、ロッカーアクチュエータの上部を押すか、トグルアクチュエータを上方に押して、スイッチをOFF位置(すべてのスイッチ回路が開く)にします。スイッチをON位置にするには、ロッカーの底部を押すか、トグルを下方に動かします。
(ON)-NONE-OFF回路または(ON)-OFF回路は、モメンタリ、単投、2位置スイッチ回路です。 一般的に、基本的な非点灯型単極スイッチの場合、モメンタリON位置にすると、スイッチ端子2および端子3で回路が閉じます。基本的な非点灯型2極スイッチの場合、端子2および端子3、端子5および端子6で回路が閉じます。
スイッチが垂直に取り付けられている場合、ロッカーアクチュエータの上部を押すか、トグルアクチュエータを上方に押して、スイッチをモメンタリON位置に動かします。 これはノーマリオープン(N.O.)回路であるため、アクチュエータから手を離すと、通常の休止OFF位置(すべてのスイッチ回路が開く)に自動的に戻ります。
ON-NONE-(OFF)回路またはON-(OFF)回路は、モメンタリ、単投、2位置スイッチ回路です。 一般的に、基本的な非点灯型単極スイッチの場合、ON位置にすると、スイッチ端子2および端子3で回路が閉じます。基本的な非点灯型2極スイッチの場合、端子2および端子3、端子5および端子6で回路が閉じます。
スイッチが垂直に取り付けられている場合、ロッカーアクチュエータの底部を押すか、トグルアクチュエータを下方に押して、スイッチをモメンタリOFF位置(すべてのスイッチ回路が開く)に動かします。 これはノーマリクローズ(N.C.)回路であるため、アクチュエータから手を離すと、通常の休止ON位置に自動的に戻ります。
OFF-NONE-(ON)回路またはOFF-(ON)回路は、モメンタリ、単投、2位置スイッチ回路です。一般的に、基本的な非点灯型単極スイッチの場合、モメンタリON位置にすると、スイッチ端子1および端子2で回路が閉じます。基本的な非点灯型1極スイッチの場合、端子2および端子2、端子5および端子5で回路が閉じます。
スイッチが垂直に取り付けられている場合、ロッカーアクチュエータの底部を押すか、トグルアクチュエータを下方に押して、スイッチをモメンタリON位置に動かします。 これはノーマリオープン(N.O.)回路であるため、アクチュエータから手を離すと、通常の休止OFF位置(すべてのスイッチ回路が開く)に自動的に戻ります。
(OFF)-NONE-ON回路または(OFF)-ON回路は、モメンタリ、単投、2位置スイッチ回路です。一般的に、基本的な非点灯型単極スイッチの場合、ON位置にすると、スイッチ端子1および端子2で回路が閉じます。基本的な非点灯型1極スイッチの場合、端子2および端子2、端子5および端子5で回路が閉じます。
スイッチが垂直に取り付けられている場合、ロッカーアクチュエータの上部を押すか、トグルアクチュエータを上方に押して、スイッチをモメンタリOFF位置(すべてのスイッチ回路が開く)に動かします。 これはノーマリクローズ(N.C.)回路であるため、アクチュエータから手を離すと、通常の休止ON位置に自動的に戻ります。
ON-NONE-ON回路またはON-ON回路は、オルタネート、双投、2位置スイッチ回路です。 一般的に、基本的な非点灯型単極スイッチの場合、ON位置にすると、スイッチ端子1および端子2、端子2および端子3で回路が閉じます。基本的な非点灯型2極スイッチの場合、端子1および端子2、端子2および端子3、端子4および端子5、端子5および端子6で回路が閉じます。
スイッチが垂直に取り付けられている場合、ロッカーアクチュエータの上部を押すか、トグルアクチュエータを上方に押して、スイッチを最初のON位置にします。スイッチを2番目のON位置にするには、ロッカーの底部を押すか、トグルを下方に動かします。このスイッチ回路には、すべてのスイッチ回路が開くOFF位置がありません。
ON-NONE-(ON)回路またはON-(ON)回路は、モメンタリ、双投、2位置スイッチ回路です。 一般的に、基本的な非点灯型単極スイッチの場合、オルタネートON位置にすると、スイッチ端子2および端子3で回路が閉じ、モメンタリON位置にすると、スイッチ端子1および端子2で回路が閉じます。基本的な非点灯型2極スイッチの場合、端子2および端子3、端子5および端子6でオルタネートON回路が閉じ、端子1および端子2、端子4および端子5でモメンタリON回路が閉じます。
スイッチが垂直に取り付けられている場合、ロッカーアクチュエータの底部を押すか、トグルアクチュエータを下方に押して、スイッチをモメンタリON位置に動かします。これはノーマリクローズ(N.C.)回路であるため、アクチュエータから手を離すと、通常の休止オルタネートON位置に自動的に戻ります。このスイッチ回路には、すべてのスイッチ回路が開くOFF位置がありません。
ON-OFF-ON回路は、オルタネート、双投、3位置スイッチ回路です。 I一般的に、基本的な非点灯型単極スイッチの場合、ON位置にすると、スイッチ端子1および端子2、端子2および端子3で回路が閉じます。基本的な非点灯型2極スイッチの場合、端子1および端子2、端子2および端子3、端子4および端子5、端子5および端子6で回路が閉じます。
スイッチが垂直に取り付けられている場合、ロッカーアクチュエータの上部を押すか、トグルアクチュエータを上方に押して、スイッチを最初のON位置にします。 スイッチをOFF(すべてのスイッチ回路が開く)にするには、ロッカーまたはトグルアクチュエータを中央位置まで動かします。 スイッチを2番目のON位置にするには、ロッカーの底部を押すか、トグルを下方に動かします。
ON-OFF-(ON)回路は、モメンタリ、双投、3位置スイッチ回路です。 一般的に、基本的な非点灯型単極スイッチの場合、オルタネートON位置にすると、スイッチ端子2および端子3で回路が閉じ、モメンタリON位置にすると、スイッチ端子1および端子2で回路が閉じます。基本的な非点灯型2極スイッチの場合、端子2および端子3、端子5および端子6でオルタネートON回路が閉じ、端子1および端子2、端子4および端子5でモメンタリON回路が閉じます。
スイッチが垂直に取り付けられている場合、ロッカーアクチュエータの底部を押すか、トグルアクチュエータを下方に押して、スイッチをモメンタリON位置に動かします。アクチュエータから手を離すと、中央OFF、休止位置に戻ります。スイッチをオルタネートON位置にするには、ロッカーの底部を押すか、トグルを下方に動かします。 この位置から、スイッチをOFF(すべてのスイッチ回路が開く)にするには、ロッカーまたはトグルアクチュエータを中央位置まで手動で動かします。
(ON)-OFF-(ON)回路は、モメンタリ、双投、3位置スイッチ回路です。 一般的に、基本的な非点灯型単極スイッチの場合、モメンタリON位置にすると、スイッチ端子1および端子2、端子2および端子3で回路が閉じます。基本的な非点灯型2極スイッチの場合、端子1および端子2、端子2および端子3、端子4および端子5、端子5および端子6で回路が閉じます。
スイッチが垂直に取り付けられている場合、ロッカーの上部を押すか、トグルアクチュエータを上方に押して、スイッチを最初のモメンタリON位置に動かします。 スイッチを2番目のモメンタリON位置にするには、ロッカーの底部を押すか、トグルを下方に動かします。 これはノーマリオープン(N.O.)回路であるため、アクチュエータから手を離すと、通常の休止中央OFF位置(すべてのスイッチ回路が開く)に自動的に戻ります。
ON-ON-ON回路またはプログレッシブ回路は通常、オルタネート、双投、3位置スイッチ回路です。一般的に、この回路機能は、各極が別の回路を制御する2極構成で提供されます。 この構成では、最初の位置では回路2が端子2および端子3でON、真ん中の位置では回路1および回路2が端子4および端子5、端子2および端子3からそれぞれON、3番目の位置では回路1が端子4および端子5からONになります。
スイッチが垂直に取り付けられている場合、ロッカーの上部を押すか、トグルアクチュエータを上方に押して、スイッチを回路2のON位置に動かします。スイッチを回路1および回路2のON位置にするには、ロッカーまたはトグルアクチュエータを中央位置まで動かします。スイッチを回路1のON位置にするには、ロッカーの底部を押すか、トグルを下方に動かします。
ON-ON-ON回路は、オルタネート、単極、3投、3位置スイッチにすることもできます。この場合、共通端子5と端子1、端子3、端子6の3つの出力端子を接続するために、通常は端子2および端子4の極の間にジャンパを使用します。
スイッチが垂直に取り付けられている場合、端子5および端子6でスイッチを最初のON位置に動かすには、ロッカーアクチュエータの上部を押すか、トグルアクチュエータを上方に押します。端子5および端子3でスイッチを2番目のON位置に動かすには、ロッカーまたはトグルアクチュエータを中央位置に動かします。また、端子5および端子1でスイッチを3番目のON位置に設定するには、ロッカーの底部を押すか、トグルを下方に動かします。
ON-ON-OFF回路は、オルタネート、双投、3位置スイッチ回路である別のタイプのプログレッシブ回路です。一般的に、この回路機能は、各極が別の回路を制御する2極構成で提供されます。 この構成では、最初の位置では回路1および回路2が端子5および端子6、端子2および端子3でON、真ん中の位置では回路1が端子2および端子3でON、3番目の位置では両方の回路がOFFになります。
スイッチが垂直に取り付けられている場合、ロッカーの上部を押すか、トグルアクチュエータを上方に押して、スイッチを回路1および回路2のON位置に動かします。スイッチを回路1のON位置にするには、ロッカーまたはトグルアクチュエータを中央位置まで動かします。 スイッチをOFF位置にするには、ロッカーの底部を押すか、トグルを下方に動かします。
このタイプの回路の一般的な応用例としては、「ヘッドライト-走行用ライト-消灯」があります。
ON-ON-OFF回路は、オルタネート、双極ベースの単極スイッチとしても提供されています。 この構成では、最初の位置では回路2が端子2および端子3でON、真ん中の位置では回路1が端子1および端子2でON、3番目の位置では両方の回路がOFFになります。
(ON)-ON-OFF回路は、モメンタリ、双投、3位置スイッチ回路である3つ目のタイプのプログレッシブ回路です。一般的に、この回路機能は、各極が別の回路を制御する2極構成で提供されます。 この構成では、最初の位置では回路1および回路2が端子5および端子6、端子2および端子3でモメンタリON位置、真ん中の位置では回路1が端子2および端子3でオルタネートON、3番目の位置では両方の回路がOFFになります。
スイッチが垂直に取り付けられている場合、ロッカーの上部を押すか、トグルアクチュエータを上方に押して、スイッチを回路1および回路2のモメンタリON位置に動かします。 アクチュエータから手を離すと、中央の回路1オルタネートON位置に戻ります。 スイッチをOFF位置(両方の回路が開く)にするには、ロッカーの底部を押すか、トグルを下方に動かします。
一般的な応用例としては、「オフ-エンジン作動-(エンジン始動)」があります。
Carling Technologiesでは、2位置構成や3位置構成を逆転させるなど、多数の特殊回路を提供しています。 ハザード回路など、輸送産業用の特殊回路もご用意しています。 また、4位置および8位置ロータリスイッチも提供しています。 特殊回路が必要な場合は、最寄りのCarling Technologies販売代理店までお問い合わせください。