コイル定格、電圧、極数、トリップ遅延時間、機器漏洩トリップ電流、遮断容量、回路、取付方式、端子形状、操作部タイプ、表示灯、および各種認証といった項目に関する詳細情報、製品ラインナップ、図面、および画像を入手できます。
サーキットブレーカのオンとオフを手動で切り替えるために使用する機械的コンポーネント。また、サーキットブレーカアクチュエータは、ブレーカがオン、オフ、トリップどのステータスであるかが目で見て分かるようになっています。
Carling Technologiesでは、幅広い装飾的なニーズと機能的なニーズに対応して、さまざまなアクチュエータを提供しています。
形状とはめ合い寸法
以下のリストに示すアクチュエータの形状とはめ合い寸法および他の寸法と電気的仕様が記載されているPDFファイルは、このWebサイトの特定のシリーズの製品ページからダウンロードできます。
ハンドルアクチュエータ
一般的にトグルアクチュエータとも呼ばれ、Carling Technologiesのハンドルアクチュエータでは、極構成、トリップ表示、色、および銘板を選択できます。
極構成
ハンドルアクチュエータは、単極1ハンドルのユニット構成と多極1ハンドルのユニット構成を選択できます。たとえば、単極1ハンドルの構成では、3極ブレーカに含まれるアクチュエータ数は3つになります。 多極1ハンドルの構成では、3極ブレーカの中間極に1つのアクチュエータが配置されます。
以下のリストには、多極1ハンドルのさまざまなシナリオについて、前面から見たときのハンドルアクチュエータ数と配置の仕様を示します。
2極ユニット - 左極に1ハンドル
3極ユニット - 中央極に1ハンドル
4極ユニット - 中央極に2ハンドル
5極ユニット - 中央極に3ハンドル
6極ユニット - 中央極に4ハンドル
CarlingのAシリーズ、Bシリーズ、Cシリーズ、Dシリーズ、Eシリーズ、Fシリーズ、およびSmartGuard(PDシリーズ)のすべてでハンドルアクチュエータを使用しています。 このうち、A、B、C、Dのシリーズのブレーカは、多極1ハンドルの構成です。
多極サーキットブレーカで2つ以上のハンドル構成のアクチュエータを使用する場合、これらのアクチュエータはハンドルタイでお互いに結合されます。 AおよびBシリーズのブレーカでは、ハンドルタイキットは付属品として提供されます。
トリップ表示
ハンドルアクチュエータには、オン/オフトリップまたはミッドトリップの基本的な2種類のトリップ表示があります。 標準的なオン/オフトリップ表示では、過負荷によりブレーカがトリップすると、アクチュエータが"オフ"位置まで完全に移動します。ミッドトリップハンドルアクチュエータを使用する場合、アクチュエータは、ブレーカが電気的にトリップすると、中間位置(オンおよびオフ以外の位置)に移動します。 ミッドトリップアクチュエータは、アラームスイッチを使用して構成することもできます。この場合、アクチュエータは、サーキットブレーカが電気的にトリップすると中間位置に移動し、アラームスイッチが作動します。
ハンドルアクチュエータが含まれているすべてのサーキットブレーカシリーズでは、オン/オフトリップ表示を使用しています。また、CarlingのAシリーズ、Bシリーズ、Cシリーズのサーキットブレーカでは、ミッドトリップハンドルアクチュエータを使用しています。
Carlingの各漏電サーキットブレーカおよびSmartGuard(PDシリーズ)はオン/オフトリップ表示を採用しているため、接地点への漏電によってブレーカがトリップすると、LEDが点灯します。
色と銘板
ほとんどの標準的なハンドルアクチュエータの色は黒と白です。赤と黄色も同様に一般的です。 標準的なハンドルアクチュエータの銘板は二重のI-O/ON-OFFです。 ON-OFFまたはI-Oのみの銘板も、製品シリーズによってはご利用いただけます。 黒または赤のアクチュエータの場合、銘板は、白で刻印されます。 白または黄色のアクチュエータの場合、銘板は、黒で刻印されます。特殊な色または銘板のご要望については、Carling Technologies販売代理店までお問い合わせください。
ロッカーアクチュエータ
Carling Technologiesが提供するロッカーアクチュエータは、視覚的にも優れ、さまざまなスタイル、色、および銘板を選択できます。ロッカーの形式には、Carlingの登録商標された2色のVISI-ROCKER®、単色カーブ、フラット、およびアングルロッカー、および照光式ロッカーがあります。 また、プッシュツーリセットおよびロッカーガードの各オプションも用意しています。
通常、ロッカーアクチュエータは、国際的に使用できるよう、欧州の規制機関によって要求されるブレーカのオペレータと通電コンポーネント間の8mmの空間が確保されています。
ロッカー作動式サーキットブレーカは、ハンドルアクチュエータと異なり、三極まで可能な唯一の多極1ロッカーユニットです。UL489リステッドブレーカの場合、ロッカーアクチュエータは単極ユニットに限定されます。
Visi-Rocker
Visi-Rockerは、二重注入モールドで形成された2色のカーブロッカーアクチュエータで、サーキットブレーカのステータスを非照光式の鮮明な色で示します。 Visi-Rockerは、人気があり、耐久性と費用効果に優れたアクチュエータの形態で、ランプ用の追加の回路が不要で、ランプの寿命を心配する必要もありません。
Visi-Rockerでは、トリップ/ステータス表示を選択できます。"オンを示す"オプションを選択すると、ブレーカが"オン"ステータスのとき、ロッカーの表面およびベゼルと対照的な明るい色の扇形部分(端部)が現れます。"オフを示す"オプションを選択すると、ブレーカがオフ/トリップステータスのとき、ロッカーの扇形部分が現れます。
また、Visi-Rockersは、さまざまな色と銘板の構成に対応しています。 多くの標準的なアクチュエータの色は、黒、白、そして灰色です。 標準的な"Visiカラー"(ロッカーの扇形部分に表示される色)は、白、赤、または緑です。 Visi-Rockerの銘板は、ロッカーの表面に作られ、色は必ず指定されたVisiカラーと一致します。 最も標準的な銘板は二重のON-OFF/I-O銘板です。製品シリーズによっては、I-OおよびON-OFFの銘板が別々になっているものもご利用いただけます。アクチュエータの銘板は、縦向きでも横向きでも構いません。 特殊な色または銘板のご要望については、Carling Technologies販売代理店までお問い合わせください。
Carling TechnologiesのMシリーズ、Aシリーズ、Cシリーズ、およびDシリーズのサーキットブレーカでは、Visi-Rockerアクチュエータを使用しています。
単色ロッカー
Carlingでは、カーブ、フラット、アングルの3種類の単色ロッカーを提供しています。ハンドルアクチュエータと同様に、これらのロッカーでも、標準的なオン/オフトリップ表示では、過負荷によりブレーカがトリップすると、アクチュエータが"オフ"位置に完全に移動します。標準的な刻印された銘板は、縦向きまたは横向きの、二重のON-OFF/I-O銘板です。製品シリーズによっては、I-OおよびON-OFFの銘板が別々になっているものもご利用いただけます。
標準的なカーブロッカーの色は黒、赤、緑、青、黄色、灰色、およびオレンジです。黒、赤、緑、および青のアクチュエータの場合、銘板は、白で刻印されます。 黄色、灰色、およびオレンジのアクチュエータの場合、銘板は、黒で刻印されます。特殊な色または銘板のご要望については、Carling Technologies販売代理店までお問い合わせください。
CarlingのAシリーズ、Cシリーズ、およびDシリーズのサーキットブレーカでは、単色カーブロッカーアクチュエータを使用しています。
フラットおよびアングルロッカーは、照光式と非照光式を選択できます。 照光式アクチュエータは、独立したネオンまたはLEDランプを採用しています。 ネオンランプには、外部抵抗は含まれていません。LEDランプには、指定された場合、外部抵抗が含まれます。 照光式アクチュエータの色は、クリア、赤、緑、琥珀、スモークグレイ、および白の半透明を用意しています。 LEDランプの色は、赤、緑、および琥珀から指定できます。銘板は、白の半透明のロッカーの場合、黒で刻印されます。 他のすべてのロッカーは、白で刻印されます。
非照光式フラットおよびアングルロッカーの場合、標準的な色として、白、黒、赤、およびオレンジを用意しています。 白とオレンジのロッカーは黒で刻印され、黒と赤のロッカーは白で刻印されます。特殊な色または銘板のご要望については、Carling Technologies販売代理店までお問い合わせください。
CarlingのMシリーズおよびQシリーズは、照光式および非照光式のフラットおよびアングルのロッカーで提供されます。
プッシュツーリセットおよびロッカーガードのオプション
Carlingでは、サーキットブレーカが偶発的に作動しないようにするため、プッシュツーリセットおよびロッカーガードのオプションを提供しています。 標準的なプッシュツーリセットアクチュエータでは、ロッカーはオフ位置のときにシュラウドで覆われます。0.55 x 0.205インチのスロットがシュラウドの底部にあり、器具を挿入してブレーカをオン位置にリセットします。
ロッカーガードには、"正面"から指で作動するようにするサイドバリアが備えられており、ブレーカが偶発的および間接的に作動しないように保護しています。プッシュツーリセットおよびロッカーガードのオプションは、同じブレーカに組み合わせて使用することもでき、さらに高いレベルで作動を保護します。
プッシュツーリセットオプションは、CarlingのAシリーズおよびCシリーズのサーキットブレーカでご利用いただけます。 ロッカーガードオプションは、Mシリーズ、Aシリーズ、およびCシリーズのロッカー作動ブレーカでご利用いただけます。
特殊なロッカー保護要件については、Carling Technologies販売代理店までお問い合わせください。
プッシュボタンアクチュエータ
Carling Technologiesでは、プッシュプル式とプッシュツーリセット式の2種類のプッシュボタン作動式サーキットブレーカを提供しています。 プッシュプルアクチュエータには、オン/オフトリップ表示機能が備えられています。 アクチュエータは、サーキットブレーカがオンのときに押し込まれ、ブレーカをオフに切り替えるために手動で引き出すことができます。また、ブレーカがトリップしたときは、自動的に押し出されます。 また、プッシュボタンのステムのアクチュエータの色は、オフ/トリップ状態のときにのみ表示されます。 プッシュプル式のプッシュボタンの色は、白と赤があります。標準的なアクチュエータキャップの色は黒です。 プッシュプルアクチュエータは、キャップにブレーカの定格電流(アンペア)の銘板が刻印されています。
プッシュツーリセット式のプッシュボタンのアクチュエータも、オン/オフトリップ表示機能を備え、アクチュエータは、サーキットブレーカがオンのときに押し込まれ、ブレーカがトリップすると自動的に押し出されます。プッシュツーリセットブレーカは、プッシュプルアクチュエータとは異なり、ブレーカをオフに切り替えるために手動で押し出すことはできません。標準的なアクチュエータの色は白と赤で、黒のキャップや銘板の刻印は指定できません。
特殊なロッカーの色の要件については、最寄りのCarling Technologies販売代理店までお問い合わせください。
Carling TechnologiesのMシリーズサーキットブレーカでは、1ユニットに1つのプッシュボタンを採用した単極または双極構成のプッシュボタンアクチュエータを使用しています。
バトンおよびパドルアクチュエータ
Carlingでは、単色のバトンおよびパドルアクチュエータも取り揃えています。バトンアクチュエータは、直径0.180インチの0.625インチ長のアクチュエータです。 パドルアクチュエータは0.500インチ長のアクチュエータです。 両方のアクチュエータとも、過負荷によりブレーカがトリップするとアクチュエータがオフ位置に完全に移動するので、トリップ状態が分かります。バトンおよびパドルの色は、白、黒、赤、緑、青、黄色、およびオレンジから選択できます。銘板はアクチュエータに刻印できませんが、I-OおよびON-OFFの銘板は縦向きでも横向きでも指定して取り付けることができます。
特殊なロッカーの色の要件については、Carling Technologies販売代理店までお問い合わせください。
Carling TechnologiesのMシリーズサーキットブレーカでは、単極または双極構成のバトンおよびパドルアクチュエータを使用しています。
多くの国では、その国で使用する製品に必要な安全性と性能の規格を決定する規制機関を設けています。 Carling Technologiesのサーキットブレーカは、米国のUL(Underwriters Laboratories)、カナダのCSA(Canadian Standards Association)、ドイツのTUV(TUV Rheinland/Berlin-Brandenburg)とVDE(Verband Deutscher Elektrotechniker)など、最も広く知られている認証機関によりテストされ、認定を受けています。
ULリコグナイズド/UL1077リコグナイズド
ULリコグナイズドは、機能が不完全であるか制限されているコンポーネントに適用されます。 これらのコンポーネントは、ULによるリステッドを受けた完成品やシステムに後で使用されます。 このようなリコグナイズド品は、現場に独立して設置することを目的としていません。調査のためにULに提出された完成品の装置のコンポーネントとして使用することを目的としています。
Carling Technologiesが提供するサーキットブレーカは、補助回路保護装置として分類され、ULのコンポーネントリコグナイズドプログラムで補助保護装置UL規格1077として認定を受けています。UL1077リコグナイズドの補助回路保護装置は、リステッドを受けた過電流装置を"バックアップ"として備えている必要があります。
CarlingのMシリーズ、Aシリーズ、Bシリーズ、Cシリーズ、Dシリーズ、およびEシリーズのサーキットブレーカは、UL1077認定を受けています。
ULリステッド/UL489リステッド
ULリスティングは、完成品としてのサーキットブレーカのサンプルが、国内認定済みの安全規格に従ってULがテストを行い、合理的に予見可能な火災、感電、関連する災害のリスクがないこと、また、製品がULのフォローアップサービスプログラムの下で製造されたことを示しています。
Carling Technologiesでは、UL489リステッドの分岐サーキットブレーカをご用意しています。 分岐サーキットブレーカは、分岐回路およびコンセントの保護専用の最終過電流装置として分類されます。回路を保護するために直列に配線した別の"バックアップ"過電流装置は必要ありません。
CarlingのCシリーズ、Eシリーズ、およびFシリーズのサーキットブレーカは、UL489リスティング(認証)を受けています。 また、Cシリーズ、Aシリーズ、およびFシリーズのブレーカも、電気通信業界のUL489Aリステッドを受けています。
UL1500(船舶)
UL1500は、着火防止に分類される製品およびコンポーネントのことで、米国沿岸警備隊、レジャー用および商用の動力付き船舶のための防火規格、ANSI/NFPA No.302、および米国ボート・ヨット評議会に対する該当要件に従って設置および使用することを目的としています。 Carling TechnologiesのAシリーズ、Bシリーズ、およびCシリーズの特殊構造を持つサーキットブレーカは、この規格に適合しています。
CSA
CSA(Canadian Standards Association)は、米国以外のあらゆるグループの中で、概念や特性がULに最も近い団体です。 その規格と要件は多くの場合、対応するUL規格とほとんど同じです。 CSAは、ほとんどの回路保護装置の規格を、カナダ電気工事規定の一部であるCSA規格C22.2の独立したセクションとして公開しています。 Carling Technologiesの回路保護製品はすべて、CSA規格C22.2の該当要件に適合しています。
CUL
製品に付いているcULマークは、該当するカナダの規格や規定に従ってUnderwriters Laboratories Inc.が製品のサンプルを評価したことを意味しています。
VDE And TUV
ドイツ政府が承認した独立認証機関としては、VDE(Verband Deutscher Elektrotecchniker)とTUV(Technisher Uberwachungs-Verein)の2つがあります。 回路保護の分野では、米国とカナダ以外にドイツのVDE仕様が最もよく知られており、最も参照される規格となっています。仕様の記述は、VDEの委員会によって行われます。 VDEには2つの部門があります。 一方の部門は仕様を記述し、他方は製品がこれらの仕様に適合しているかどうかをテストします。
TUVは製品のテストのみを行います。 VDE仕様に適合しているかどうかのテストは、認定のためにVDEが行う必要はありません。 また、TUVもVDE仕様に従ってテストを行い、証明書を授与します。 VDEの試験施設はドイツにあります。 TUVの組織は、各地に分散した少なくとも11社から成ります。 少なくとも2社は米国にあります。これは、一部の米国製造業者にとって、VDE仕様への適合の承認を短期間で得るのに役立ちます。
CarlingのMシリーズ、Aシリーズ、Bシリーズ、Cシリーズ、Dシリーズ、およびEシリーズのブレーカは、VDEおよびTUVの試験施設によりEN60934認定を受けています。
認証機関ファイル番号
認証機関ファイル番号は、これらの製品ページにあるダウンロード可能なPDFファイルに記載されています。
Carling Technologiesサーキットブレーカ製品ラインには、以下の幅広い回路構成をご用意しています。
直列トリップ
直列トリップは、電源スイッチと過負荷防止装置の組み合わせとして通常使用される基本的な2端子装置です。接点と電流感知コイルは、ライン端子および負荷端子と直列に接続されます。

補助スイッチ付き直列トリップ
補助スイッチ付き直列トリップは、電気的に絶縁されているが、機械的に連結されている単極双投(SPDT)スナップアクションスイッチが主サーキットブレーカの接点の動作に追加されている点を除き、直列トリップと同じです。一般的に、このスイッチは、ブレーカのステータス(オンまたはオフ/トリップ)の信号を遠隔から送るために使用されます。

補助スイッチまたはアラームスイッチ付き直列中間トリップ
この回路は、単極双投(SPDT)補助スイッチがブレーカの電気トリップ時にのみ作動する点を除いて、補助スイッチ付き直列トリップに似ています。 電気トリップ時、ノーマリオープン(N.O.)接点は閉じ、ノーマリクローズ(N.C.)接点は開きます。これを利用して、ブレーカのトリップステータスの信号を遠隔から送ります。 また、電気トリップが発生したとき、ハンドルは、他のブレーカの通常の"完全オフ"位置とは対称的に、"中間"位置に移動します。 これによって、トリップステータスのブレーカは、単にオフステータスのブレーカと比較して、パネルの表示が視覚的に異なることになります。 補助スイッチまたはアラームスイッチが付属しない直列ミッドトリップも使用できます。

リモートシャットダウン付き直列トリップ
この構成は、"ダンプ"回路または"非常"回路用に設計されています。このトリップは、直列トリップにリモートシャットダウン用の異極性を通常備える自己遮断電圧コイル極が追加されたものです。 以下の例では、極2への瞬時電圧パルスによって極1と極2の両方が遮断されます。極2の電圧コイルは自己遮断するため、電圧コイル極を活性化させるための補助スイッチなどの追加コンポーネントは不要です。通常、この特別な極の構成は、World Approval Agenciesによって要求されます。

リモートシャットダウン付き二重コイル
この回路は、追加の極が不要な点を除いて、リモートシャットダウン付き直列トリップに似ています。二重コイルブレーカには、通常1つのコイル用の場所に2つのコイルが配置されます。電流コイルは過負荷保護に使用され、瞬間トリップ電圧コイルはリモートシャットダウンに使用できます。 この種類の電圧コイルを活性化するには、最小約30ワット必要になります。
2つの二重コイルオプションを指定できます。 最も一般的なコイルは4端子装置であるリレートリップ二重コイルで、電圧コイル回路は電流コイル回路と電気的に絶縁されています。 これによって、線間電圧とは別の独立した電源からの電圧コイルのトリガーが可能になります。このように、電圧コイルへの直流パルスを利用して、一次高エネルギー交流回路をシャットダウンできます。 ただし、電圧コイルは断続使用向けに評価されているため、トリップ後コイルから電源を切断するための手段を考慮する必要があります。

もう1つの回路オプションは分路トリップ二重コイルで、電圧コイルの一方が一次回路に内部で接続されている3端子装置です。電圧コイルのもう一方は、ブレーカの底部にある外部の3番目の端子に接続されています。この回路オプションでは、二重コイルの活性化に線間電圧を使用するため、配線の費用を節約できるだけでなく、自己保護電圧コイルとしても使用できます。

一次電圧コイル回路と二次電圧コイル回路の誤配線に注意してください。 誤配線は、電圧コイルまたはその電源の損傷の原因になる可能性があります。 あらゆる二重コイルの用途については、Carling Technologies販売代理店までお問い合わせください。
リレートリップ
リレートリップは4端子装置として構成され、接点とコイル回路が電気的に絶縁されていますが、機械的には連結されています。コイル回路が過負荷状態になると、接点回路が開きます。 このような回路は異極性を持っているため、一般的に"ダンプ"回路、"非常"回路、およびリモートシャットダウンの用途に使用されます (メモ:World Approval Agenciesでは、この機能について、さらに電気的に絶縁された電圧コイル極を要求しています。"リモートシャットダウン付き直列トリップ"回路を参照してください)。

分路トリップ
分路トリップ構成は、直列トリップに似た3端子装置ですが、接点とコイルの間に3番目の端子が追加されています。通常、この回路は、同じ電源の2つの別個の負荷(AおよびB)を制御するのに使用されますが、負荷(B)の過負荷電流のみを感知します。 負荷(A)回路の過負荷保護は行われないため、必要に応じて、他の手段を講じる必要があります。また、回路AおよびBの電流の合計が装置の接点容量を超えないようにしてください。

この装置は、電圧コイル(線間電圧が評価済み)を使用すると、別の用途に利用することもできるようになります。 ここでは、負荷(B)端子をノーマリオープン(N.O.)プッシュボタンスイッチまたは類似する制御装置に直列で接続します。 この構成によって、コイルを通過する線間電圧パルスを負荷(A)回路を遠隔から開く手段として使用します。 電圧コイルは自己遮断するため、負荷(B)回路では、補助スイッチなどの追加のコンポーネントは不要です。

スイッチのみ
スイッチのみの回路は、直列トリップと同じ構造ですが、感知コイルがありません。過負荷保護が不要な場合、低費用で、ヘビーデューティなスイッチとして機能します。 スイッチのみの構成は、補助スイッチを追加しても、追加せずにそのまま使用することもできます。

サーキットブレーカとは、特定の電気条件が満たされると、回路を自動的に開く電気スイッチです。 一般に、サーキットブレーカは、検出装置を流れる電流があらかじめ決められた電流定格を超えたときに開きます(切ります)。 アンペア単位で測定される電流は、導電体内の電子の流れです。 Carling Technologiesでは、流体電磁式サーキットブレーカを製造しています。使用する電流検出装置は電磁ソレノイド、またはコイルです。
Carlingのサーキットブレーカの電流コイル定格は、ブレーカが切れずに一度に流す最大の電流(アンペア)です。 Carlingのサーキットブレーカは、この電流定格の100%でトリップしません。電流定格の125%~135%でトリップすることが保証されています(トリップ遮断特性の選択によって異なります)。電流定格の101%~134%でトリップすることもできます。 磁気サーキットブレーカがトリップする条件の詳細については、[回路保護]の[詳細 - トリップ遮断特性]ページを参照してください。
温度安定性
Carling Technologiesのサーキットブレーカは流体電磁式サーキットブレーカであるため、精密構造は温度安定性であり、動作環境の温度の変化による悪影響は受けません。 周囲温度にかかわらず同じ電流でトリップするため、-40°C~+85°Cの温度でも一貫したトリップ点動作を実現します。この安定性により、温度変化によるディレーティングの考慮は通常必要なく、熱誘発トリッピングが回避されます。
流体電磁式構造はまた、一般に、電流定格、突入電流耐性、およびトリップ遮断特性を個別に指定できるため、用途が柔軟性に富みます。
許容できる電流定格
Carling Technologiesの回路保護製品ラインアップでは、0.01~25アンペア(Mシリーズ、Qシリーズ)、~50アンペア(Aシリーズ、Bシリーズ、Dシリーズ)、~100アンペア(C-Series、Eシリーズ)、~700アンペア(Fシリーズ)(最大)まで、幅広いコイル定格を取り揃えています。
選択のガイドライン
電流コイル定格は、電気負荷要件を表します。用途に適した電流コイル定格を判断するには、次の一般的なガイドラインが役に立つでしょう。
ブレーカを使用する環境の通常の(安定した)動作電流は何ですか。
サージに誘発される問題のトリッピングを起こさないようにするための「安全係数」は何ですか(下のリストを使用してください)。 通常の安全係数:
1.20、抵抗負荷
1.75、誘導負荷および変圧器負荷
1.5、線形電源回路
2.0、電圧切替可能電源回路
.75、単相誘導電動機
1.25、その他のモーター
最終電流定格 = 通常の動作電流 X 安全係数となります。
コストを最小化するために、ご関心のある特定のシリーズのカタログに表示される、2番目に高い標準電流定格を選択することをお勧めします。 ただし必要な場合は、許容される非標準定格について、Carling Technologies販売代理店までお問い合わせください。
V電圧トリップ定格
Carling Technologiesは、また、ACおよびDCの電圧トリップ定格を、Aシリーズ、Bシリーズ、Cシリーズ、およびDシリーズのブレーカで提供しています。電圧トリップサーキットブレーカは、指定されたボルト数でトリップするように工場で較正されており、連続使用に対する定格が評価されていません。 通常、電圧トリップ定格は、1つまたは複数のソースから入力された低電流で主電力接点を開く必要がある、"ダンプ回路"または"パニックトリップ回路"の用途に使用されます。 提供される特定の電圧トリップ定格については、Carling Technologiesのオンラインの最適な部品番号設定ツールであるCONFIGURIT®を使用してください。または、Carling Technologies販売代理店までお問い合わせください。
多極ブレーカ
各極が電気的に絶縁された多極ブレーカも利用できます。 このような多極構造は、各極に異なる電流コイル定格を割り当てることができます。 これは、異種電極構造と呼ばれます。 異種電極構造の詳細については、[回路保護]の[詳細 - 極]ページを参照してください。
異種多極ブレーカについて、Carlingでは、標準カタログ注文スキームの協定の範囲外の特別なカタログ番号を割り当てています。 ただし、オンラインのConfiguritを使用すると、最適な異種電極構造を設定できます。
二重コイル
Carling Technologiesでは、通常1つのコイルがある位置に2つのコイルが備えられている、二重コイル構造のサーキットブレーカも提供しています。 電気的に独立している2つのコイルを共通の磁気回路で組み合わせることにより、過電流またはトリップ電圧のいずれかがそれぞれのコイルに流れたときに、接点を開くことができます。 1つのコイルは、標準回路定格仕様に基づくトリップコイル動作となります。2番目のコイルは、リモートシャットダウン機能を提供するために使用できます。二重コイル回路の機能の詳細については、[詳細 - 回路]を参照するか、Carling Technologies販売代理店までお問い合わせください。
装置漏洩は、漏電または接地事故とも呼ばれ、電圧を印加した導体と「接地点」の間の意図しない電気接続のことです。接地点は電圧がゼロになる任意に決められた地点で、多くの場合、この地点が実際の接地またはアースになります。
漏電遮断器(GFCI)は、接地点に流れる故障電流があらかじめ決められた値を上回るときに、負荷への電気回路を遮断する機能を備えた機器です。Carlingでは装置漏洩トリップ電流と呼んでいます。 この値は、供給回路の過電流保護装置を作動させるために必要な値を下回ります。
漏電遮断器には、基本的な2種類があります。 1つ目のタイプは、人身保護を目的とします。つまり、非常に低レベルの漏電(約6ミリアンペア)でも回路が必ず開きます。 遮断器は、漏電がいずれか1つの回路導体で発生していても、その他では発生していない回路での電流の乱れを検出します。漏電が検出されると、相互接続された過電流保護装置がトリップし、漏電回路を開きます。
2つ目のタイプの漏電遮断器は、装置保護を目的とします。このタイプの漏電遮断器は、基本的には最初のタイプと同じですが、最低トリップレベルが6ミリアンペアより高い値に設定されている点が異なります。
Carling Technologiesでは、PDシリーズ"SmartGuard"でGFCI装置保護のニーズに応えています。 漏電保護に加えて、SmartGuardでは、過負荷および短絡回路の保護も提供しています。SmartGuardは、接地事故検出設定を6~100ミリアンペアに設定できる装置漏洩電流防止装置となることを意図しています。 保護範囲がこのように広いため、ほとんどの応用場面にとって理想的です。
Carling Technologiesでは、照光式サーキットブレーカと非照光式サーキットブレーカの両方をご用意しています。
照光式サーキットブレーカ
照光式サーキットブレーカの製品シリーズには、Carling TechnologiesのMシリーズとQシリーズがあります。照光式サーキットブレーカでは、設計上ランプが独立し、ブレーカによって保護されるサーキットとは別の電圧源によって電力が供給されます。 照光オプションとして、アクチュエータの形式と色、ランプの種類、ランプの色、およびランプの電圧を選択できます。
照光式アクチュエータの形式と色
照光式アクチュエータの形式には、フラット形式とアングル形式のロッカーがあります。アクチュエータの色には、照光用のクリア、赤の半透明、緑の半透明、琥珀の半透明、スモークグレイの半透明、および白の半透明があります。アクチュエータの銘板は、白の半透明のロッカーの場合、黒で刻印されます。他のすべてのロッカーは、白で刻印されます。
ランプの種類、色、および電圧
Carling Technologiesの照光式サーキットブレーカは、ネオンまたはLEDランプを選択できます。
ネオンランプ
ネオンランプでは、密封されたガラス球に低密度ガスが封入されます。バルブ内に配置された2つの小さな電極を通じて、十分に高い電圧によって不活性ネオンが電離され、導電状態になります。電離された不活性ネオンは、低電圧でもその状態が維持され、電流がランプを流れ続けます。 ランプは、励起したネオンのイオンによって発光します。
通常、ネオンランプは、125~250 VACの高電圧の用途に使用されます。Carlingのネオンランプオプションには、抵抗は含まれません。外部抵抗はお客様にご用意いただく必要があります。 120VACのネオンバルブの用途では、47K、1/4-WATTの抵抗が必要になります。250VACの用途では、150K、1/4-WATTの外部抵抗が必要になります。 これらの抵抗を装着することでランプを流れる電流の量が制御されるため、負性抵抗を持つ電離ガスが壊れません。
ネオンランプを使用する場合、照光の色は通常、選択したロッカーの色によって決定します。 ただし、ネオンライトは色のスペクトルの琥珀/赤側に移動するため、緑のアクチュエータで使用することはお勧めしません。この制限を解消するため、Carlingでは、"緑色発光"のネオンランプをご用意しています。緑色発光のネオンランプを使用する場合、緑、クリア、スモークグレイ、または白の半透明のロッカーを選択する必要があります。
LEDランプ
LED(発光ダイオード)は、DCダイオードチップとプラスチックおよびエポキシで覆われた接続部で構成され、DCまたはACの整流用途に使用されます。Carlingでは、LEDをロッカーアクチュエータの中央に取り付けて提供しています。電気的特性は、 20mA時100mcdの光度、25℃時に75mWの最大ワット損、通常20mA時2.1Vの順電圧、通常3V時100uAの逆電流を特徴とします。 Carlingでは、LED照光について、抵抗の有無を指定できます。 LEDブレーカを抵抗なしで注文する場合、お客様には上記の電気的特性に適合した適切な外部抵抗をご用意いただく必要があります。Carlingでは、4~8VDCランプ電圧および9~16VDCランプ電圧用の抵抗を備えたLEDを提供します。
LED照光の色は、ランプの色によって決定されますが、赤、緑、および琥珀を取り揃えています。 LEDを使用する場合、選択するロッカーの色は、クリア、スモークグレイ、白の半透明であるか、選択したLEDの色と一致する必要があります。
遮断容量(IC)とは、サーキットブレーカが故障せずに遮断できる最大故障電流です。用途に適したサーキットブレーカを選択するには、定格電圧においてサーキットブレーカが遮断する必要のある最大短絡回路電流を把握する必要があります。
Carling Technologiesサーキットブレーカ製品ラインの遮断容量は、500~50,000アンペアの範囲です。 特定のサーキットブレーカの遮断容量(IC)は、回路構成、電流コイル定格、最大電圧定格、周波数、極(位相)数、バックアップ直列ヒューズの存在、および適用される規制機関の要件の組み合わせに基づきます。
電気表
Carling Technologiesの各サーキットブレーカ製品シリーズには、これらの全要素の関係を詳しく示した電気表を含むオンラインのPDFファイルが用意されています。以下は、このような電気表の一例です。 この表は、コンポーネント補助保護装置としてのAシリーズハンドルサーキットブレーカを示しています。
「取り付け」では、サーキットブレーカをパネルまたは取り付け面に物理的に取り付ける方法について説明します。 電気的接続については、取り扱いません。
Carling Technologiesのサーキットブレーカは、"前面取り付け"または"背面取り付け"のいずれかを採用しています。 前面取り付けサーキットブレーカは、パネルに取り付けます。背面取り付けブレーカは、背面の取り付け面に設置されます。この取り付け面は、パネルエンクロージャの一部である場合と、そうでない場合があります。 両方の取り付け形式とも、さまざまな取り付けオプションを取り揃えています。
スナップイン取り付け
スナップイン取り付けは、前面パネル取り付けのオプションで、サーキットブレーカをパネルのカットアウト部に挿入し、所定の位置に嵌合します。 ブレーカは、柔軟性と膨張性を備えた返し部と、ブレーカシェルの成形箇所である頑丈な前側リップ(ベゼルの突出部)間の圧力によって、所定の位置に保持されます。 スナップインサーキットブレーカは、外部の取り付けハードウェアが必要ないため、簡単で、費用効率に優れ、見た目も良い取り付けが可能になります。
Carling TechnologiesのAシリーズハンドル、Bシリーズ、Mシリーズ、およびQシリーズのサーキットブレーカは、この前面スナップイン取り付け形式を採用しています。さらに幅広い取り付けおよび外観の要望に対応するため、AシリーズおよびBシリーズのサーキットブレーカでは、1極あたり0.75インチ、単極の場合は0.96インチ、または多極の場合は0.105インチからそれぞれベゼルの突出部の幅を指定できます。
ネジ取り付け
ネジ取り付けオプションは、前面または背面取り付け形式で採用されます。前面取り付けの場合は、Carling Technologiesのサーキットブレーカでは、ブレーカの前面に配置されている極あたり2つのネジインサートが設けられています。 CarlingのAシリーズ、Bシリーズ、Cシリーズのサーキットブレーカでは、米国標準(6-32 x 0.195インチの深さ)とメートル法(ISO M3 x 5mmの深さ)の両方のネジインサートを採用しています。Eシリーズのブレーカでは、6-32 x 0.220インチの深さまたはM3 x 5.59mmの深さのネジインサートを採用しています。CarlingのFシリーズのブレーカでは、#10-32 x 0.300インチの深さまたはM5 x 7.62mmの深さのネジインサートを採用しています。
背面取り付けの場合は、Carling Eシリーズサーキットブレーカでは、#10-32またはM5サイズのネジに対応するショート(0.125インチ)またはロング(0.485インチ)の取り付け脚が設けられています。 Fシリーズのサーキットブレーカでは、サーキットブレーカの前後を貫通する#10-32ネジ用のクリアランスホールが設けられています。
Carlingのネジ取り付けサーキットブレーカには、外部取り付けハードウェアは含まれていません。
DINレール取り付け
DINレールは、欧州のDIN規格に適合するように設計された対称に曲げられた金属製のレール取り付けストリップで、背面取り付け面に設置されています。DINレール取り付けサーキットブレーカは、このDINレールストリップを設置できるように設計されています。Carling TechnologiesのDシリーズおよびSmartGuard(PDシリーズ)のサーキットブレーカは、35mm x 7.4mmまたは35mm x 15mmの対称的なDINレールに対応したスナップオンバック取り付けを採用しています。 このスナップオンバック機能は、外部取り付けハードウェアが不要なため、ブレーカに短時間で簡単に取り付けたり、取り外すことができます。
ブッシング取り付け
Carling TechnologiesのMシリーズパドル、バトン、およびプッシュボタンの各サーキットブレーカは、前面取り付けブッシングブレーカです。 Mシリーズのネジ山付きブッシングは、直径0.500インチ、長さ0.470インチで、直径0.500インチの取り付け穴に適合します。このようなブッシングは、幅広いパネルハードウェアオプションに対応し、さまざまな外観を選択できます。 このようなハードウェアオプションには、光沢ニッケル仕上げのきざみ付きナットまたはパネルドレスナット、黒のきざみ付きナット、または黒のパネルドレスナットがあります。すべてのパネルハードウェアには、固定リングが含まれます。銘板も使用できます。 外部パネルハードウェアは、Carlingカタログ注文スキームにも組み込まれ、サーキットブレーカオプションの中に含まれます。
形状とはめ合いおよびカットアウト寸法の情報入手について
形状とはめ合いの図面、パネルのカットアウト寸法、およびカタログ注文スキームのオンラインPDFファイルは、Carling Technologiesのサーキットブレーカ製品シリーズごとに入手できます。このWebサイトの目的のシリーズの製品ページに移動し、PDFのアイコンをクリックしてください。
極数は、サーキットブレーカによって同時に保護できる、完全に独立したサーキットの数です。 Carling Technologiesのサーキットブレーカは、単極構造で使用したり、複数ユニットまたは多極アセンブリに組み込むことができます。
Carling Technologiesでは、1~2極構造(Mシリーズ、Qシリーズ)、1~3極構造(Aシリーズロッカー、Fシリーズ)、1~4極構造(Dシリーズ)、および1~6極構造(Aシリーズハンドル、Bシリーズ、Cシリーズ、Eシリーズ)をご用意しています。
多極ブレーカ
Carling多極サーキットブレーカの極は、電気的に絶縁されていますが、"コモントリップ"リンケージによって機械的に連結して設計されているため、ブレーカ内である極がトリップすると、ブレーカの他の極も同時にトリップします。 最も一般的な多極の用途は、電線と負荷間の双方向について、回路の両側を保護および遮断することです。 この用途では、双極ブレーカの両方の極が同一です。 同様に、3極ブレーカは、3相回路の3つの電線のすべてを遮断するために使用されます。
異種多極ブレーカ
多極ブレーカは、異なる極で構成して、複数の回路を制御できます。 たとえば、あるブレーカでコンプレッサを保護し、別のブレーカで冷却ファンを保護するとします。これらのブレーカは、定格が異なる場合、1つの双極ブレーカに組み込むと、あるブレーカがトリップすることで、自動的に他のブレーカもトリップします。実際、このような2つのブレーカは、3極ブレーカを遠隔からトリップする機能を備える電圧コイルを含んでいる第三のブレーカ極とさらに組み合わせることもできます。
異種多極ブレーカについて、Carlingでは、標準カタログ注文スキームの協定の範囲外の特別なカタログ番号を割り当てています。 ただし、オンラインConfiguritを使用して、別の適切な極の構造を構成することができます。
二重コイル
二重コイル構造を採用して、サーキットブレーカの1つの極のスペースに2つのコイルを配置することができます。二重コイルオプションを希望する場合は、Carling Technologies販売代理店までお問い合わせください。
トリップフリー機構
Carling Technologiesのすべてのサーキットブレーカでは、内部トリップフリー機構を採用しています。この安全機能によって、過電流状態または故障状態のとき手動で接点を閉じたままにできなくなります。したがって、アクチュエータが強制的にオン位置で保持される場合、ブレーカは適切な条件でトリップします。Carling Technologiesの多極サーキットブレーカのトリップ機構は、内部で機械的に連結され、過電流状態ではアクチュエータによって制御されないため、Carling Technologiesでは、ハンドルタイを使用して多極サーキットブレーカを作成し、2つ以上の単極サーキットブレーカを"連結"することを許可していません。
端子は、サーキットブレーカとその保護対象の回路を電気的に接続するために使用されるコンポーネントです。 たとえば、電線は、端部のコネクタの有無にかかわらず、端子を使用すればサーキットブレーカに取り付けることができます。
Carling Technologiesでは、さまざまな端子を取り揃えています。適切な端子を選択したかどうかによって、ブレーカの電流定格、規制機関の要件、針金ゲージ、およびコネクタは大きな影響を受けます。サーキットブレーカを選択する際は、電線、コネクタ、および端子の定格が最大電流定格に対応していることを十分に確認してください。
形状とはめ合い寸法
以下のリストに示す端子の形状とはめ合い寸法および他の寸法と電気的仕様が記載されているPDFファイルは、このWebサイトの特定のシリーズの製品ページからダウンロードできます。
クイックコネクトタブ端子
Carlingでは、対応する雌クイックコネクタに確実に適合するように設計された0.250インチのクイックコネクトタブ端子を提供しています。 この"プッシュオン"接続は、六角ナットやネジなどの外部ハードウェアが不要なため、"迅速な"取り付けが可能です。
クイックコネクトタブ端子の最大定格は30アンペアです。ただし、VDEなどの特定の規制機関では、25アンペアを超える定格については、ネジ端子の使用を要求しています。したがって、通常、Carling Technologiesでは、タブ端子の使用を25アンペア以下の電流定格に制限することを推奨しています。
また、クイックコネクトタブは、ファストン端子、スペード端子、タブ端子、QC端子と呼ばれる場合もあります。
CarlingのMシリーズ、Aシリーズ、Bシリーズ、およびCシリーズのサーキットブレーカでは、クイックコネクト端子を使用しています。
ネジ端子
ネジ端子は、ネジを締め付けて、接続線、フォークコネクタまたはリングコネクタ、またはバスバーをサーキットブレーカに接続できるように設計されています。
通常、ネジ端子は、ネジ穴と8-32または10-32のネジを備える端子で構成されます。 ネジ端子は、通常、バスタイプまたは上向きラグ付きタイプの2つの形式で使用されます。 バスバーを導電体として選択した場合に、バスタイプのネジ端子がバスバーと完全にフラッシュ接続できるように設計されています。 端子は、縦向きに取り付けられたブレーカが横向きに取り付けられたバスバーと接続できるようになっています。上向きラグ付きネジ端子は、バス端子の角がわずかに上に曲げられています。 Tこの曲がりによって、フォークコネクタまたはリングコネクタに確実に接続できるようになります。 バス端子のコンポーネントが30度の角度で曲げられている場合もあります。
CarlingのMシリーズ、Aシリーズ、およびBシリーズのブレーカでは、8-32ネジ端子を使用しています。
CarlingのAシリーズ、Bシリーズ、Cシリーズ、およびEシリーズのブレーカでは、10-32ネジ端子を使用しています。
Carling Cシリーズネジ端子には、10-32ネジ、平ワッシャ、およびサドルクランプが付属しています。 サドルクランプは、直接結線に使用しますが、ワイヤ端子ラグを使用する場合は破棄しても構いません。
Carling Dシリーズブレーカには、直接結線またはフォーク端子接続用の#10ネジと圧力プレート端子が付属しています。
8-32ネジ端子の最大定格は30アンペアです。10-32ネジ端子の最大定格は50アンペアです。CarlingのEシリーズサーキットブレーカでは1/4-20ネジ端子も使用しており、この最大定格は100アンペアです。また、Fシリーズブレーカで使用される3/8-16ネジ端子の最大定格は700アンペアです。
CarlingのAシリーズ、Bシリーズ、およびCシリーズのサーキットブレーカでは、メートル法のネジ端子も使用できます。
ネジ式スタッド端子
ネジ式スタッド端子は、スタッド端子に適合する六角ナットを締め付けて、接続線、フォークコネクタ、またはリングコネクタをサーキットブレーカに接続できるように設計されています。 ネジ式スタッド端子には、2つの六角ナットと2つの平ワッシャが付属しています。このネジ式スタッド端子は、高アンペア定格用に設計されており、最も信頼性と強度が高い接続形態とされています。
CarlingのCシリーズおよびEシリーズのサーキットブレーカでは、10-32および1/4-20のネジ式スタッド端子を使用しています。Cシリーズブレーカでは、M5およびM6ネジ式スタッド端子も使用しています。CarlingのFシリーズサーキットブレーカでは、3/8-16ネジ式スタッド端子を使用しています。
10-32およびM5のスタッド端子の最大定格は50アンペアです。1/4-20およびM6のスタッド端子の最大定格は100アンペアです。3/8-16スタッド端子の最大定格は250アンペアです。
箱配線コネクタ端子
箱配線コネクタ端子は、箱形ラグとネジで構成される高アンペアコネクタです。このコネクタ端子は直接結線用に設計されています。
Carling TechnologiesのEシリーズサーキットブレーカは、前面接続形式の箱配線コネクタです(圧力プレートは付属する場合と、付属しない場合があります)。圧力プレートが付属する箱配線コネクタでは、#14~0のAWG銅線または#12~0のAWGアルミ線を使用できます。 圧力プレートが付属する箱配線コネクタは、標準的な電線用に設計されています。 圧力プレートが付属する箱配線コネクタは、費用がかかるオプションですが、最も確実な接続方法です。Eシリーズの箱配線コネクタの最大定格は100アンペアです。
Carling Fシリーズサーキットブレーカは、圧力プレートが付属する前面接続形式の箱配線コネクタを使用しています。 この場合、箱形ラグが対応可能な電線サイズは#6~250 MCMです。Fシリーズの箱配線コネクタの最大定格は700アンペアです。
Carling SmartGuard(PDシリーズ)サーキットブレーカでも、圧力プレートが付属する前面接続箱配線コネクタを使用しています。 SmartGuard箱配線コネクタの最大定格は50アンペアです。
プリント基板端子
プリント基板端子(PC端子)は、プリント基板に直接はんだ付けされます。この端子は、配線の必要がないため、特に複数のサーキットブレーカが必要な場合には、取り付けに時間がかからず、省スペースで、費用効率に優れた端子です。
Carling Technologiesでは、AシリーズおよびBシリーズのサーキットブレーカに直角の背面接続PC端子を使用しています。これらの端子の最大定格は欧州承認規格では30アンペアで、UL/CSA承認規格では50アンペアです。
押し込み式スタッド端子
押し込み式スタッド端子は、バスバー内の直径0.311インチの取り付け穴に適合する"弾丸状"の端子です。この押し込み式スタッド端子は、費用効率に優れ、取り付け面積が少ないため、多極通信および配電の用途で急速に普及しました。 押し込み式スタッドは、"バレットターミナル"や"プラグインスタッド"とも呼ばれます。
CarlingのCシリーズサーキットブレーカでは、最大定格が100アンペアの押し込み式スタッドを使用しています。
その他の端子オプション
CarlingのAシリーズおよびBシリーズのサーキットブレーカでは、combination .250クイックコネクトタブ/はんだラグ端子も使用しています。Cシリーズサーキットブレーカでは、丸い形状のバスロッドに適合するように設計された1/4ヒューズクリップおよび7/16ヒューズクリップ端子を使用しています。
特殊な端子の要望については、Carling Technologies販売代理店までお問い合わせください。
補助スイッチ端子
サーキットブレーカ構成に組み込むことが可能な補助スイッチに使用する端子についても、幅広く対応しています。
<limシリーズおよびqシリーズのサーキットブレーカでは、直径0.060インチの二重はんだタレットまたは直径0.058インチの丸形クイックコネクト端子を使用しています。< li="">
CarlingのAシリーズおよびBシリーズのサーキットブレーカでは、0.110インチのクイックコネクト端子と0.139インチのはんだラグを使用しています。 Aシリーズサーキットブレーカでは、0.093インチのクイックコネクト端子も使用しています。
CarlingのCシリーズサーキットブレーカでは、0.110インチおよび0.187インチのクイックコネクトタブを使用しています。 また、0.139インチのはんだラグ端子も使用しています。
CarlingのFシリーズサーキットブレーカでは、0.110インチクイックコネクト、0.139インチはんだラグ、および直径0.093インチの丸形クイックコネクト端子を使用しています。
サーキットブレーカとは、特定の電気条件が満たされると、回路を自動的に開く電気スイッチです。 通常、サーキットブレーカは、感知装置を通過する電流が事前に設定された電流の定格を超えると開きます(トリップします)。Carling. Technologiesでは、流体電磁式トリップ要素を備えるサーキットブレーカを製造しています。最も一般的な回路の構成である直列トリップの例を使用して、以下の内容では、流体電磁式サーキットブレーカのトリップの原因と、トリップ遮断特性が発生する過程を説明します。
磁気サーキットブレーカのトリップの原因
流体電磁式サーキットブレーカの"直列トリップ"構成では、電流感知コイルが一連の接点と直列に接続されています (図1)。
図1
コイル内には、非磁気遅延管があり、バネで付勢された移動磁気コアが格納されています。電機子によって接点とコイル機構が連結され、電磁石として作動します。 接点が開いている場合、サーキットブレーカに電流は流れず、コイルによって電磁エネルギーも生成されません。 接点が閉じると、電流が流れ始めます (図2)。
図2 - 定格電流未満の場合
図3 - 誘導遅延による中程度の過負荷
短絡回路状態で、電磁エネルギーが急激に増加すると、電機子はコアが移動しなくても引きつけられ、誘導遅延が発生する前にブレーカがトリップします。 これは、"瞬時トリップ"と呼ばれます。これは、最も必要なときに非常に早いトリップ反応が発生する安全な機能です(図4)。
図4 - 短絡回路状態 - 誘導遅延なし
さまざまな遮断特性が発生する過程
トリップ遮断特性とは、電流感知コイル内の可動金属コアが最も"内側"の位置まで移動する(この結果、サーキットブレーカがトリップする)のにかかる時間のことです。 遮断特性は、無害な過度電流によって有害なトリップを防止するだけでなく、障害が存在するときに回路を開くのに十分な長さである必要があります。
遅延管に空気が充填されている場合、コアはより早く移動し、ブレーカも短時間でトリップします。これは超高速トリップ遮断特性の特徴です。 固体素子は、短時間でも過負荷電流に耐えることができないため、超高速トリップ遮断特性を使用して、意図的に遮断特性が導入されないようにする必要があります。
遅延管に軽粘度流体(温度安定性流体)が充填されている場合、コアは最も"内側"の位置に移動し、意図的に遮断特性が導入されます。このため、一般的な用途では、時間がわずかに長い中速のトリップ遮断特性が使用されます。(図5)。
図5
重粘度流体が使用されている場合は、トリップ遮断特性は非常に低速になります。 通常、このような遅延は、長時間のモータの始動中に有害なトリップが起きる可能性を最小限に抑えるために、モータ用途で使用されます。
磁気回路内で磁気分路板を使用することで、磁束が変化し、高い耐突入電流容量を持つことになります。このような高突入電流のトリップ遮断特性では、変圧器の短時間の高パルスサージ(通常8 ms未満で、最大25xの定格電流)の特性は無視され、電力供給と容量性負荷が切り替えられます。
流体遅延保護装置は、さらに、高温状態での動作時にトリップが若干早く開始されるため、より低温の状態がわずかに長くなるというメリットがあります。この特徴は、多くの用途の保護に対する要求に対応しています。 トリップに対する遮断特性が変化しても、ブレーカのトリップに必要な電流は変化しません。
遅延曲線
各トリップ遮断特性の種類をグラフ化して、トリップ遮断特性の曲線を表示できます。これらの曲線は、定格電流の割合とトリップ時間(秒)の関係を表します。 以下の例を参照してください。
電気とは、ある原子から別の原子への電子の動きです。 導電体を通過する電子の流れは、電流と呼ばれます。 この動きを起こすために必要な電気的圧力が電圧です。 電圧そのものは導電体を流れませんが、電流が流れる力になります(単位はアンペア)。また、電圧は電位とも呼ばれます。電圧が導電体に存在すれば、電流を生じさせる潜在性があるためです。
電圧定格は、サーキットブレーカの接点が開いたときに発生する内部アークを抑制するサーキットブレーカの機能です。 Carling Technologiesのサーキットブレーカの場合、電圧定格とは、定格電流で適切に動作するブレーカで許容される最大電圧を意味します。 Carlingでは、AC(交流)とDC(直流)の両電圧定格を提供します。
AC/DC
AC(交流)とは、定期的に電流の方向を反転させ、交互に正と負の値を持ち、一定期間の平均値がゼロである電流または電圧のことです。 この値の1秒間の変化(またはサイクル)の回数がその周波数になります。 周波数はヘルツ(Hz)を単位として計測されます。 1秒あたりのサイクルが多いほど、周波数は高くなります。北米の配電"網"では、非常に安定した60Hzの周波数が基準になっています。欧州の多くの国々では、50Hzの周波数が基準になっています。Carling TechnologiesのすべてのAC電圧定格は50/60Hzで表記されています。
DC(直流)とは、脈動特性を持つ場合があるが方向は逆にはならない電流または電圧のことです。
すべてのCarling Technologiesサーキットブレーカは、そのラベルに最大ACまたはDC電圧定格が刻印されています。 この定格は、回路の構成、電流コイルの定格、周波数、極(または相)の数、および該当する規制機関の要件の組み合わせに基づいて決定されます。多相/多極のサーキットブレーカの場合、この定格は最大ライン間電圧を示します。
電気仕様表の入手
Carling Technologiesでは、各サーキットブレーカ製品シリーズについて、すべての要素の関係の情報が記載されている電気仕様表を含んでいるオンラインPDFファイルを提供しています。以下は、電気仕様表の例です。 この表は、コンポーネントの補助保護装置として使用されるAシリーズハンドルサーキットブレーカの電気仕様表です。